エステで施術される背中のセルライト除去方法

セルライトは冷えやストレスなどによる血行不良が原因で、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡らなくなってしまうことで脂肪細胞に障害が起こり発生します。お腹やふとももなど、脂肪がある部分ならどこにでもセルライトは発生しますが、元々脂肪があまり多い場所ではない背中でも、冷え症の人などは特にできやすくなってしまいます。

 

お腹やふとももにできてしまったセルライトはオイルやクリームなどを使ってマッサージしたり、ローラーを使うことで改善することができますが、手の届かない背中にできてしまった場合には、背中エステに通うことが一番です。セルライトのケアは一般的なサロンならどこでも扱っているメニューで、体の他の部位に比べて血行を良くしやすいため落としやすいことが特徴です。エステで行う背中のセルライト除去の方法には、電気を使って筋肉を刺激するEMSと呼ばれる施術が多く、電極を体に貼り付けて電気を流すことで背中の筋肉が運動しているような状態を作り出すことで血行を促進します。

 

この方法はセルライトの除去はもちろんのこと、リバウンドしにくい体を導いてくれるというメリットがあります。最新式の施術方法としてはキャビテーションがあります。キャビテーションを行う専用の機器から超音波を出し、脂肪細胞を振動させることで生まれる気泡がはじける時の衝撃圧を利用して脂肪細胞を減少させます。施術の際は専用のジェルを塗り、その上から超音波を当てるだけと簡単で、痛みが全く無いうえに、一度の施術である程度の効果が期待できることが大きなメリットです。

 

セルライト除去では痩身エステでも使用されるエンダモロジーも人気です。機器に付いている2本のローラーが回転して皮下脂肪を揉みほぐし、硬くなってしまった脂肪を分解することでセルライトを分解します。血液とリンパの循環も活性化されるため、全身の新陳代謝を促進してくれるというメリットがあります。ただし、すぐに効果は現れないため、改善までにはある程度の時間が必要になることをあらかじめ理解しておく必要があります。