サーモシェイプディープは、2006年に日本で初登場した初代のサーモシェイプに様々な改良を加えてアップデートされ、より効果的に脂肪組織を加熱できるようになったマシンです。サーモシェイプの構造は、ラジオ波を当てて電子レンジのマイクロ波と同じような原理で、肌内部に存在する水分子を揺さぶって、深部まで広く加熱させて脂肪を溶かして代謝させる美容機器です。サーモシェイプディープは、さらにラジオ波の周波数を上げて、より効率良く脂肪を溶かせるようになりました。サーモシェイプディープの肌に当たる部分には、冷却装置がついているので、肌に火傷を起こさずに施術を行う事が可能です。そしてこのマシンには、お悩み箇所に合わせて4段階に出力を調節する事ができて、脂肪の多い箇所だけでなく少ない箇所でも効率よく脂肪溶解施術を行えます。
サーモシェイプディープの効果には、脂肪を減少させる事と、肌細胞温めてコラーゲンを増加させる事と、微小循環を促すドレナージュを行う事ができます。マシンで施術する事で、強力なラジオ波が肌の水分子を揺さぶって加熱されると、局所的な温度上昇が起きて、体脂肪は一定の温度になると液体状に溶解するので分解が促進されます。皮膚の温度が上昇すると、コラーゲンやヒアルロン酸などの美肌成分を作り出す繊維芽細胞も活性化されて、それにより美肌効果も期待できます。それ以外にも熱により組織が解されて、脂肪などの老廃物を代謝されやすい微小循環環境を生み出します。
サーモシェイプディープの施術方法は、機器のラジオ波が伝わりやすくするために、専用のトリートメントオイルを塗ります。そこへ機器の先端のクルクル回る回転ヘッドで、マッサージしながらゆっくりと熱を加えて施術します。広範囲のヘッドを使えば、お腹や背中などの広い箇所の施術を行えます。逆に小さいヘッドを付けて、ラジオ波の出力を下げれば二の腕や脚やフェースラインなど狭い箇所の施術が可能です。フェースラインがシャープな小顔になるように、エステティシャンに寄って微調整を行います。それと同時に肌の深層部を加熱して回転ヘッドで揉みだしたり、熱によって細胞のコラーゲンやヒアルロン酸の増加させる事で張った引き締まったフェースラインを作ります。
サーモシェイプディープは、ヘッドを代えたり出力を4段階調整できるので、全身のあらゆる箇所の脂肪溶解施術を行えます。このマシンが、最も得意としている部位は顔です。熱で脂肪を溶かすマシンなので、熱くなって火傷して痛くなったり、頬がこけてシワができて外見が悪くなると考えて不安を感じる人もいるかもしれません。だけどお肌の表面温度は40度程度でキープされているので、熱く感じる事はなく火傷する危険性は無いです。さらに経験豊富なエステティシャンが施術を行えば、フェースラインの見た目が悪くなるほど脂肪溶解させずに、コラーゲンの生成も行ってくれるのでそんな失敗はありません。